真夜中のお祭り
早立春も過ぎたというのにまだまだ真冬のようにお寒い世の中でございます
成人の日でも体育の日でも最近の都合によって昔と変わってしまいなんだかなあと思ってましたら、今年は節分まで動かしたのか?というとそういうわけでも無いようで、詳しくは知りませんが124年ぶりに二日の日になっていたという。
先週の日曜日、西早稲田の穴八幡宮で一陽来復のお守りをいただいてまいりまして。
八幡太郎源義家公が開いたと言われるこちらのお宮さんでは商売繁盛に御利益があるこのお守りが古くから信仰を集めているそうで、発売日?の冬至には三時間待ちの行列が出来ることもあるとか
あたくし行きました日でも一時間ほど並びました。
こういうご時世ですからもう神頼みしか無かろうということなんでしょうか。
でね
このお守りは持ってればいいというものではなく、あるルールに従ってお祭りするものなんであります。
それは冬至、大晦日、節分のいずれかの日が終わる午前零時を期してその年の恵方に向け、部屋の一番高い位置に貼り付けるという。
あたくし毎年やってる割にはさっぱり上向きにならないんですが、昔のコントじゃないけどやってなかったらもっと大変なことになってたとも言える?
ま、ものは考えようで、もうこれ以上悪くなりようがない昨今であります。
そういうわけで会社兼実家にお泊りしその時を待ったんですが、今回はなんだか酔っぱらうのが早くていったん寝てからアラームで起きだしまして。
あらかじめ用意した脚立に乗り南南東に向かってしばし、スピーカーフォンから聞こえる無機質な合成音声の時報と共に無事貼り終えました。
しかしこれね。
真夜中だからもちろん無人の社内に一人いてあの音声聞いてますとあまりいい気持ちはしないもんで。
ほらあるじゃないすか、合わせ鏡に悪魔が現れるとかひとり鬼ごっことか真夜中にまつわる怪談みたいの。
なんかそんな話思い出しちゃうんですよね~。
来年還暦だっつ~のにいつまでそんなこと言ってんでしょ?