ウエディングソング

毎日テレビつけるのが憂鬱になりますよね。繰り返し同じニュースで。

何ですかね~、言いたかないけど日を追ってひどくなる世の中です。

世界中が病気みたいな 

 

あたくしどもの現場ではユウセン流しておりまして、年齢層の高さを反映して昔の曲のチャンネルが主。

同じような曲が繰り返しかかるんですがモーニング娘の「ハッピー・サマー・ウェディング」聞きますと「う~ん、狙いが見え見えだけど上手いもんだなあ」などとつんくさんの災難と思い合わせたりして。

ご承知でしょう、結婚式で新婦の友人が大勢で歌うのを狙った曲で一部セリフ入れ替えると新郎の紹介もできるという。

でね

 

昨日も流れてきて聞くとはなしに聞いてたら何故だか泣けてきたんであります。

 

そうだ、この曲が流行った頃ってまだ若者が普通に結婚出来て披露宴開いて人を呼べて、お義理にせよ出席者から祝福されてこんな歌で若い女の子がお約束の華やかな余興やってたんだなあと。

 

先日坊主と飯食いながらニュース見てたら「俺たちの世代ってろくなことないよ」と言われ、確かに阪神淡路大震災あり地下鉄サリン事件あり東日本大震災あり、ず~っとデフレ不況の中貧困化して使い捨てされる若者は結婚も安心してできないような有様。

おまけにここへきて武漢肺炎騒動でしょ。

 

明日は今日よりよくなると誰もが思っていたあの時代の能天気さを思うにつけ、まるで知らない間になっていた保証人みたいに夜逃げした他人の借金払わされているかのような彼らの身の上と、明日をも知れぬ我が身を儚んで知らず落涙したことでございました。

 

東北の震災の後も何かというと泣いてたっけなあ・・・