馬車
事情があって人手不足がさらに進み、あたくし土曜日の配達もすることになりそうなんであります。
毎日の外回りでは午前中終えての帰り道、毎日皇居の二重橋前を通ります。
観光客いませんわ~ ま、あちらの国の方でしたらいなくていいんすけどね。
先週いつもの信号待ちをしていたらやけに時間が長いんです。
ふと見ると望遠レンズ付けたカメラ持った人たちが沢山いて、筒先向けてる方に視線を送ったら馬車が出てくるところでした。
蹄鉄の響きも軽やかにどなたのお迎えに行くのやら、東京駅の方に向かって去って行きました。
でね
行っちゃったのにまだ信号変わらないのでどうしたのかと思ったら箒と塵取り持った人たちがやおら駆け出してまいりまして、何かせっせと掃いておりました。
あ~、こりゃ馬糞片づけてるのか!と。
草食動物の常として最も外敵に狙われやすい排泄行為の時間を極力短くするため、移動しながらところかまわずまき散らすのがお馬さん達ですからね。
いろいろやかましい時代故、タイヤについたなんてんで苦情来るかもしれないし。
華麗なる王朝絵巻を陰で支えている人々のフン闘する姿に、一庶民として共感することしきりなあたくしでございました。
でもあれね
何となくカーリングっぽいすね。順番逆だけどさ