落語
金曜日は忙しい忙しいといってるくせに先週末金曜日はおきて破りの早引けして、演芸部活動で国立劇場に行ってきました。
柳亭小痴楽真打昇進披露の会で。
ちなみち元・現カヤッカーなどの脚注は川と関係ない新入部員も増えたので取り去りまして、今後はすっきり演芸部と名乗るよう勝手に決めました。
例によって企画演出チケット手配全てをいばさく部長(これも勝手に)にお願いいたしました。
いつもありがとうございます!
国立劇場に併設されている演芸場は「国立」の堅いイメージとは違い、のぼりや提灯が寄席な感じでわくわくでありました。
昭和の時代「つづり方教室」で一世を風靡したものの若くして病に倒れた痴楽師匠は先々代なんだそうで、奇しくも同年代に病を得た先代の息子が今回真を打った小痴楽というわけで。
寄席形式で落語、ものまね、漫談と続き口上後の師匠連ときてトリに上がった小痴楽新師匠。
いや~実にキレの良い江戸前で小気味良いこと!業界用語でいうところの本寸法てえとこで。
「宿屋の仇討」という長い噺をダレ場なく一気に畳みかける勢いとリズム。今風なくすぐりも随所にちりばめつつ古典の王道を外連味なく演じ切りましたね~。いい!
でね
口上のところで師匠たちが言ってた通りなら高校中退後ヤンチャしてた時期もあり、入門後も寝坊でしくじったりとなかなかの問題児だったようで、一流大学出てまるでエリートの段階踏むような今時の噺家とは一味違う、いわゆる酒も女も芸の肥し的なちょいと殺気を感じる高座でございました。
柳亭小痴楽、今後が楽しみな若手であります。
熱演のあまり大幅に長引いた会がはね、打ち上げで向かった新橋は金曜夜とあってサラリーマンの民族大移動といった風情でございました。
沖縄料理も大変結構で、一気に男女混合ダブルスとなった演芸部は部長のやる気がこれまでとまるで違いまして今後の予定目白押しでございます。
それではハードル低くなったところでみなさんのご加入をお待ちしております!
なんつって部長のチケット取りが無理無理ね (*_*;