あたくしが子どもの頃のお話です。

多分小学二年生くらいの時のこと、夏休み学校のプールへ近所に住む一つ年上の子と出かけました。

行ってみるとクラスの友達がいたのでその子たちと遊び一緒に帰って来てしまいまして、家に着いたらお袋がえらい剣幕。

先方のお母さんから電話がありあたくしがいなくなってしまったのを心配して探し回ったけど見つからず、その子が泣きながら帰って来たとのこと。

ひとりで言って謝って来いと厳命されたのですがその子に悪いやら向こうのお母さんが怖いやら、普段甘々なお袋ですが叱るときはものすごく厳しくて一緒に行ってくれそうもありません。

恐る恐る出かけて結局なんてことなく済んだのですが、行く時の辛い気持ちは半世紀以上生きた今でもよく覚えております。

今回の長期連休が終わる間際仕事に戻りたくないと退職した若者が結構な数いたそうで、それだけでもびっくりしてたら会社に対して退職届の手続きを代行するサービスがあってそれを使ったという。

人間が成長するうえで必要になる重要なことの一つに、避けて通れない嫌なことを敢えて行うということがあると思います。

仕事辞めるならせめて自分で言えよ！

ああ、やんぬるかな・・・