命日に想う

先日BS放送で「ザ・ヤクザ」という映画をやってました。、任侠映画に憧れた外人が撮ったって感じの高倉健とロバート・ミッチャム主演のアメリカ映画で、今だとさしずめタランティーノみたいな。

どうでもいいっすけどミッチャムって響き、何か肉みたいな感じない? (^-^)

 

この手の映画って録音した自分の声をスピーカー通して聴くのと似ている気がします。日本人や日本が外から見るとどう見えるかを客観視できる点で、「え~!俺ってこんな声してる?」的な。

ただしところどころに思い込みによる誤訳?が散見されるのは当節の洋物忍者映画にまで続く伝統とでも言いましょうか、家に鳥居があったりデカい提灯が下がってたりね。

 

一番笑っちゃったシーンはですね、敵対する組長の事務所に明らかにゴルフかなんかのトロフィーが飾ってあったところ。入ったことないからホントのとこは分かりませんけど、飾らないよね~組長。

高倉健・ミッチャム組が殴り込みかける立ち回りでは、アメリカ人は鉄砲撃ってるのに日本人同士はみんな刀で切り合ってさ。ヤクザとサムライ混同してるような。

おそらく健さんこの頃三十代?お約束で軽く切られた着物から入れ墨が覗きやがてもろ肌脱ぎまして、立ち姿奇麗でね~!そこだけは日米共通の認識だと思います。

 

昨日11月10日は健さんの命日だったんですね。既に慣用句になってる感のあるセリフですがやっぱ言っちゃう。もう出ないね~、あんな人。