未知なる道を未明の道に見る
早朝某省庁まで配達に行くようになって二年。現在の担当者が早く来てくれるのでスムーズに運び、今朝は六時打つ前に帰社できました、新記録!寒かったけどね
普通の人が普通の時間に都内走ってて見知った車に会うなんてことはまずありませんが(普通でないわけではありません)、未明の道を走ってるのはおそらく同じように日配の車と思われ顔知りというか車見知りって感じ?この信号でダッシュするとかあそこから裏に入るなんて走り癖も知ってたりして。
で、それらの車をペースメーカーにしてあたくしいろいろなルートを試してみた結果、結局どこ通っても大して違わないという結論を得たんであります。先が長いほどどこかでまた追いつくものでありまして、長い信号で止められたからと言って引き離されるかというとそうでもない。ほぼね。
ほぼ、というのはごくたま~にそうでない場合があるんでして、どうにも取り返しのつかないような信号のタイミングが続いたりします。そういう時ってのはここが運命の分かれ目って場所がありまして、後後考えてはじめて気づくんですが。
人が生きていく上にも実はそういう場所ってのがあるような気がします。で、やっぱ後にならないと分からないのよね。
古典的名著「夜と霧」を読んでおります。極限状況の収容所では一瞬一瞬が運命を分ける決断の繰り返しだったそうで、一見平穏な毎日にも案外そんな一瞬は紛れ込んでいるのかもしれません。
なんとなくね、最近今がそうかな~?ということがありまして。
もう冬ですね・・・・。思わせぶりな