少年の憧れ

どういうものかほぼ毎年のことですが、梅雨明け宣言が出された直後に雨は降るわ気温は下がるわこういう事ってよくありますよね。昨夜はみなさん久しぶりの快眠ではなかったかと。あたくしも珍しく目覚まし鳴るまで熟睡しておりました。

 

先日お噂に出たキンチョーのラジオCM「キンチョー少年」が蚊の出る夏本番を前にシリーズ完結編を迎えまして、これまでのお話と合わせて聞けば聞くほどCMとしてもドラマとしてもよく練れたその五、聞いてみて。

 

 

 

今では考えられない事ながら二十年程前は、当時の家族構成的な意味でテレビドラマを毎週付き合って見ておりました。「101」やら「T・Lストーリー」だの確かに面白かったですね。

その後しばらく間をおいて多分下り坂になった頃のいわゆる「月9「」に、ブームのころ主役だったUじおださんが戻ったとかで出ておりましたがう~ん、はっきりトウが立って今更キツい感ありありでした。「俺が君を守るから~!」って、もういい加減勘弁してくれ!

 

このセリフはキンチョー少年のようにピュアな世界観があってこそ輝くわけで、それはまだ当人も知らない未来へ向けての宣言であり手間とかコストとか利幅とか、大人なら当然先に考えるような雑念が介入してはならないものなんであります。「守ってやるからさあ、エッヘッヘ」みたいなの、ダメ!あくまでもあの懐かしい少年の日の憧れのごとくあるべし。

そしてその究極の形は「天空の城ラピュタ」でありましょう。

 

けどラピュタある意味キツいとこあるよね。あれ見た後ってなんか自分が薄汚れて見えてさ ( ;∀;)