エデンの東
あたくし若い頃からジェームスディーンが大好きでありまして、三本しかない主演映画を繰り返し見ております。
その一つ「エデンの東」は度々このブログでも書いておりまして、旧約聖書に材を取った肉親の愛と確執を描いた作品です。
大地主である父親が地元サリーナス産のレタスを氷を満載した貨車で運ぶというアイデアを得て出荷しますが、途中土砂崩れがあって列車が停滞し、氷が解け出したためレタスは腐り破産してしまいます。母を知らず愛に飢えたひねくれ者の次男キャル(ジェームスディーン)は実は人一倍父思い、さてどうしたでしょう?といったお話。
木曜日あたりから冷凍庫の調子が悪くて、昨日になったら回らなくなってしまいました。数十年前に設置して以来のかかりつけであるS産業のおやっさんに見てもらったけど原因が分からず、メーカーにも見せたけど下請けのせいかやはりダメ。このところの高気温の中で、一番頼りにしていて高い商品ばかり入ってる蔵が止まっちまったんであります。やば~い!品物解けちゃったら破産?だわあ~、サリィ~~ナスうう~
元々この土日は仕事しようと思っていたので現場に詰めることにして、メーカー直に見てもらおうと連絡待っておりましたが結局月曜まで動けないとのこと。サリィ~~ナ~~ス!
他の冷凍庫に品物移そうと仕度を始めたものの、1トンからある在庫に見ているだけで眩暈がしてまいりました。あ~マジでどうしよう?
そうだ!液体窒素買ってきて中にぶちまけるとかは?様子を見に来たおやっさんに液体窒素屋知らないか聞いたら、それならドライアイス売ってる業者があるからってんで冷凍車の横に乗せて高円寺まで案内してもらいまして。
50キロあれば週明けまで持つだろうと言うのですが、ドライアイス50キロってどんだけ?
実はこれっぽっちでした 一個が重いのね。
そんなこんなで差し当たりサリーナスの悲劇は回避されたんであります。よかった~!
しかしおやっさんも現役で頑張ってますがもう87才。果たして冷凍庫とどっちが長くもつんでしょうか?