米沢の旅
土曜日は午前中のみお仕事しまして、雨の降る中東北道に乗り山形を目指し旅立ちました。関東を出るころには土砂降りだった雨も上がり、暗かった空に明るみが刺したと思ったら高速折句ころには青空になっておりました。
今回の目的は米沢のソウルフードとして名高い義経焼発祥の地、なみかた羊肉店で社長の行方氏にお会いしてその羊を味わう事でした。SNSを通じて知り合った氏にさとうみファームも繋がり、先日購入されたわかめ羊を絶賛していただいたので今後の有力な販売先になると見込んでのご挨拶と言いましょうか。ま、あたくしの出る幕ではないんですけどね (*_*;
折しも近郊の小野川温泉ではほたる祭りの日、行方さんも出店して大忙しのところにお邪魔して感激の初対面を果たしました。
こじんまりとまとまった雰囲気のこの温泉地は二か所の共同浴場を囲むように宿の密集する、お湯もあっつくってミニミニ野沢とでも形容すればいいかしらん?次回はぜひ泊りでこようという。
源泉かけ流しの湯に浸って湯上りは夜店で買い食いしながら暗くなるのを待つほどに、人の波に混じって蛍公園へと向かえばそこここにあの仄かな光が。あらちょいと、結構な数!
午前中の雨に洗われた後は蒸し暑く風も無い絶好のコンディション、ホバリングするこれほどの数を見たのはあたくしの長い蛍生活の中でも屈指の事でありました。いや~感動した!
蛍に見惚れているうちに知らず時間が過ぎており市内に戻ってめえちゃん食堂に入ったのは9時も近い頃で、それでもラストオーダーまでの40分で米沢羊の義経焼を堪能いたしました。
10時の閉店間際に行方さんが戻られましたが片付けの最中土砂降りに打たれたそうでかなりお疲れの様子、飲みつ語りつはまた後日のお楽しみにさっくりとお暇いたしました。
翌朝もまた晴天の米沢。憧れの鷹山公も眠っておられる上杉神社に詣で、人生初のさくらんぼ狩りでたわわに実ったチェリーと戯れ、〆は喜多方あべ食堂のチャーシュー麺。今回もサプライズ一杯の実に結構な旅でありました。