息子の旅立ち

今日から下の坊主が新社会人研修で浜松にある会社の寮に入り、あたくし先ほど家にちょいと帰り見送ってまいりました。

一ヶ月後本格的に配属先が決まるのですが全国展開の会社だけに自宅通勤圏内はまずないそうで、何となく今生の別れの様な。 

 

どなたも同じでしょうが最初の子供の時の無我夢中さが一段落した後の二番目は例えばアルバムの写真の数などダンチに少なくなり、その反面可愛くて甘やかしがちでいつまでもチビ助の様な気がするもんです。

 

自慢じゃないけど子煩悩では人後に落ちないあたくし、ミルク、おむつ、入浴、寝る前本の読み聞かせ、休日の探検ごっこ、キャッチボールと思い残すことないほどに可愛がってまいりました。

その代わり?ほとんどお手本になったり尊敬されるような事は無かったけど 

それだけに一人立ちするのは感慨ひとしお。加えてこれが親としてのご用納めかと思えば己の来し方行く末にも自然と想いを馳せようというもの。人生節目の春となったんであります。

 

夕べからどうも落ち着かず、いよいよ駅まで送る時にはなんですか胸の中がぐちゃぐちゃで自然と涙が出ちまいましてね。どうにもこんな気持ちになるとは思いませんでしたわ  自宅までの帰り涙流しながら自転車漕いで、道行く人から変な目で見られてしまいました。

 

とはいえめでたい門出には違いありません!昔風呂に入れながら歌ったあの歌で送りたいと思います。弾き語り編は次回ね。

 

 さあゆくんだその顔を上げて 新しい風に心を洗おう 

 

 古い夢は置いていくがいい 再び始まるドラマのために

 

 あの人はもう思い出だけど 君を遠くで見つめてる

 

 

 

 そうさ君はもう気づいてしまった 安らぎよりも素晴らしいものに

 

 地平線に消える瞳には いつしか眩しい男の光

 

 あの人の目がうなずいていたよ 別れも愛のひとつだと  (銀河鉄道999のテーマより)

 

あ、あかん、書きながらまた泣いてしまう。