1984

今朝は珍しく濃い霧でした 

 

 ジョージ・オーウェルの「1984」は監視管理社会の恐怖を描き、中国共産党政府によるウィグル人弾圧を報じる際などに引き合いに出される古典的名作であります。

書かれた当時は近未来であった1984年はとっくに過ぎちまいましたし中央管理コンピューター・ビッグブラザーも今のところ存在しませんが、あたくし先日その予兆を感じさせる出来事に遭遇したんであります。

 

雨降りの日近所だけど車で行ってコインパに駐車し、用を済ませ出庫にカード決済した時の事です。

「決済が完了しました」のデジタル表示に続き「素早くカードを引き出してください」と。

え? 素早く?

んじゃノロノロ引き出したらどうなるんだ? 二重に取られるとか?

そういやコイン洗車機に車入れる時の音声ガイダンスは「ゆっくりと車を前進させてください」と言ってたっけ。

ゆっくりだの素早くだのちいち機械に命令されてるような気になりまして。

これですよ

 

指示に従わなかったらどんどん課金されるとしたらどうしましょ。

「楽しそうにカードを引き出してください」とか言われてもカメラで見られてますからね、「笑顔が足りないので千円追徴課金します」なんて。

 

お、恐るべし監視社会~!!