代書屋から

そろそろ十月も終わろうというのにまだ暑い日もあります。 なんでしょうか? 

 

落語「代書屋」はちょいと抜けた男が履歴書を書いてもらおうと色々やり取りする中で生年月日を聞かれたものの意味が分からず、とんちんかんな受け答えの挙句、あんたの生まれた日の事ですと言われ「う~ん、何も覚えてないなあ」なんてんで。

自分の誕生日を知らない人はおりますまいが曜日まで知ってるというのは意外と少ないんじゃないんでしょうか。知ってます?

あたくしも同様であったところがひょんなことからそれを知ることとなりまして。

 

最近YouTubeで山岳遭難に関するものを見ておりまして、例によっておススメになぜか上がっていたのが面白いというと不謹慎かもしれず、なんてゆうかどんなきっかけや行き違いが運命を大きく分けたかというところが非常に興味深いんであります。

1962年12月に北アルプスと北海道で大学山岳部の遭難事故があり、それぞれ18人と10人が犠牲になった大惨事でありました。

後に38豪雪と呼ばれるようになる記録的な大雪が原因の一つで、昭和37年12月30日はそれぞれのパーティーにとってまさに運命の日となったわけで、それがあたくしの誕生日であり日曜日であったという。

 

そんな話で曜日知ったってのはやや複雑ですが雪山ってのはね~、あたくしも相棒の先達で何度かバックカントリースキーに連れて行ってもらいましたが風の音以外何も聞こえないあの無垢な空間の美しさは特別な魅力がありましたね~。

危険と隣り合わせでも行きたくなる気持ちわかりますわ。

ちょいと訳ありであんまし動悸上げられないんもんですからもう行くこともなかろうと思いますけど。

 

曜日覚えてるかお袋に聞いてみよっと。