ドロンとブロンソン
今朝は久しぶりに涼しいです!
アラン・ドロンさん亡くなったんですね~。
天性の美貌で二枚目の代名詞と言われた方であたくしの世代では「ダーバン、セルリゴ~ンデヤ ミディアム」(みたいに聞こえたけど何つってたかは不明)という男化粧品のCMでも印象深いところ。
初期の代表作「太陽がいっぱい」では美しい中にどこか卑しい陰りのある演技が素晴らしく、日本での人気も高かったけれども本国フランスではジャンポール・ベルモンドの方が上に置かれてたようで、日本人にとっては外人というときれいなもんみたいな一種のコンプレックスとジャポニズム発祥の地でもあるフランスとそのあたり国民性の入れ違いが垣間見えて興味深いところでございます。
そういやおかみさんだったナタリー・ドロンと愛人だったミレーユ・ダルク比べてもどうしたってナタリーの方が綺麗なのに?と、子供心に不思議に思ったもんで。
後年チャールズ・ブロンソンと共演した「さらば友よ」でも、並ばなくても明らかに不細工なブロンソンの方がなんかカッコよかったもんなあ。
二枚目だからと言って必ずしも全勝ではないってのはそうでない男にとっちゃ救いともいえ、その意味でも何やら象徴的な方でありました。
四コマの連載版「サザエさん」でカッコいいと騒ぐサザエさんたちが見てたブロマイドのブロンソン見た波平さんが「こんなぶ男が!?」と驚いた翌日、ブロンソン型に髭変えてたって話がありましたっけ。
それではご一緒に う~ん、マンダム!
ドロンの話じゃなかったのか?