鼻歌三丁矢筈切り

今日は暑くなるそうです。よく身体がまだ暑さに慣れていないので要注意なんて天気予報でやってますね。

 

落語に出てくる据物切りの名人白井権八は吉原の遊女小紫と深い仲となり、やがて金に困って辻斬りを繰り返した末獄門にかけられたという。

鼻歌三丁矢筈切りは必殺技みたいなものであまりにも鮮やかな手並みによって切られた奴が気づかず、三丁ほど歩いてから二つに割れたなんてんで。

耳で聞いてたけど字が分からないので検索してみたところ漫画「ワンピース」がヒットいたしました。

権八のことは全く出てきませんで、時代により出展が忘れられることはままりますがそれでも後世に伝わるのは嬉しいって、あたしが喜んでもしょうがないけど。

 

先日仕事中指先落っことしたお話いたしまして、血が止まらず外科で治療受けたと。

あちこちからご心配いただいて現場でもしばらく作業できないだろうと思われてましたが、翌日から普通にしてたし一週間ちょい過ぎた現在では皮が張ってきてほとんど忘れそうな。

年と共に傷の治りが遅くなってるのを感じる中自分でも驚く回復ぶりに、これはあたくしの包丁さばきが権八していたのではないかと。

鼻歌三丁矢筈切りだあ!

てめえの指落っことしたんじゃ腕がいいのか悪いのか分かんないけどさ