いづみや本店
相も変わらずお寒うございます。 明日は直売会ですが冷え気もきつそうなので対策しっかりしてお越しくださいね。
お休みの週末は仕事が忙しいという訳の分からない理由で水曜日に免許の更新に行ってまいりました。
朝一お仕事しまして一旦帰宅し本店のある鴻巣へ。いろいろあってゴールドはく奪されてしまったため三年に一度という過ぎてみれば結構な頻度であります。
これまたいろいろあったので二時間講習受けまして、お昼過ぎに終わって大宮へ向かいました。
せっかく時間出来たので久しぶりにヘタちゃんと昼酒汲もうってんで。
東日本大震災の夜大渋滞の戸田橋であたくしの車に乗り込んできたのがその一週間前の我がエルフのカヤックツアーで初めて会ったばかりの彼でありまして、板橋→蕨と四谷→大宮の線と線とがクロスするというあり得ない偶然に驚き、以後「運命の人」と呼ばれるようになったんであります。
誰にだ?
地元民ヘタちゃんお勧めのいづみや本店は駅前にあり振興著しい西口に反して昔ながらのたたずまいを見せる東口の象徴のような、まさに昭和の香り一杯のお店でございました。
一足先に入ってみますと平日のお昼だってのに酔客で一杯!
藤沢周平描くところの入れ込みの居酒屋といった風情の店内にはジャストフィットな酔っぱらいもいれば場違いな若いカップルもいて、飲むほどに隣の行きずりに声をかけての乾杯なども散見され、あたくしもお隣のおじさん(明らかに年下だけど)とジョッキを合わせたりしておりました。
やがてやってきたヘタちゃんも25年ぶりとかで様変わりした客層の多様さに驚いておりました。
その頃は競輪帰りの客が競技の終わりとともに押しかけては勝った負けたでくぐもった熱気を発散していたそうで、カップルはもちろん身なり正しき紳士然としたお客など見られなかったという。
プロレスファンを標榜する女性アイドルがいるような時代、区分違いを楽しむ風潮がここにも表れてるって感じ?
それもまた良し。これぞ正しき多様性ってやつよね。
一杯170円のモツ煮込みつつきながら巨大な?中徳利8本くらい二人で空けて酔っぱらい、講習教本の入った封筒を穴開きの古免許ごと電車に忘れて帰ったことでございました。
楽しかったなあ、ヘタちゃんまた行こうね~