焼き海苔箱
暑いっすね~ 気象庁は発表しないけど梅雨明けてますよね。
連休最後の昨日、と言っても毎度のごとくあたくしのお休みは昨日一日でしたけど。
特に何するわけでもなく電気屋さん行って家中掃除して留守番ばかりさせているお茶々さんと大いに触れ合いまして、夕方髪切りに行き焼き鳥大幸さんで飲もうとしたら連休してやんの。
ならばとお馴染み手打ちそば玄田村さん行きますと危うく満席一歩前で、これが逆に幸いし一度座ってみたいと思っていたテラス席に着くことが出来ました。
いつものように板わさとじゃこ天で飲んでおりますとお隣の席に焼き海苔が届いたのが耳に入りまして。
落語「高田馬場」はガマの油売りに身をやつした姉弟が膏薬塗ろうと肌脱ぎになった侍こそ長年の仇と見つけたりの大騒ぎになり、日を改めての果し合いに集まった見物人がそれ目当てに出ている屋台店でちょいと一杯なんてんで。
あまりの人手に売り切ればかりのおつまみの中残っていたのは卵と海苔だけ。
それ聞いた男は「どう食っても美味くないもんだけだな」という。
その海苔がおつまみとはどんなもんだ?と横目で見ておりますと女将さん「海苔箱の中に炭が活けてありますので温まったらお召し上がりください」と。
な、なに!海苔箱で温めて食べるとは!?
早速その場でググりますと昔から粋な江戸前の蕎麦屋では風流人がそのようにして楽しんだそうで、老舗であるあの山本海苔店が少し前にその箱を復刻発売していたことを知りました。
オンラインショップ見ますとあるある!一万七千円かあ・・・・。買おうかなあ・・・?
大分以前木のお風呂みたいな温めながら食べられる湯豆腐セット買ったことがあるのですが、二丁くらい食べてしまう豆腐好きのあたくしあまりの小ささに粋より欲が勝ち、間もなくカセットコンロ土鍋乗せになったしまった経験を持ちまして。
おまけにそうやって食べるに足る質の海苔ってそれだけで結構するんですね。
ど~しよっかな~?
迷い中