レモンハート

言いたかないけど今朝も三時起きでした 
 
連休のはざまで今日は外回り一回パス。
いつもあわただしい中書いてるブログを少しゆっくりやろうかと。
走り続けでくたびれましたよ、あたしゃ "(-""-)"
 

その昔「減点パパ」という漫画がありまして、こりゃ某公共放送のバラエティー番組の人気コーナーからタイトル頂いたと思われ、「ダメおやじ」でそこそこ売れた古谷三敏先生がうんちくマンガという新境地を開いた作品でありました。

食べ物や酒、生活一般、歴史など幅広い知識を普通のおじさんが何気に語るもので、ネット検索が登場するはるか以前の事とてどこから引いてくる情報やら実に多岐に渡っておることに驚かされたものでした。
 
その流れを引いた同氏の「レモンハート」はバーのマスターの口を借りる形で、酒に特化したうんちくを語るものでありました。
その実写版が動画のお薦めに上がってきてそんなものがあることを先日知り、見てみたんであります。
原作そのままの雰囲気はともかく希少な洋酒の本物のボトルが各回に次々出てきて、ドラマの制作費としては一つのセットしか使わず浮いた分をお酒に注いだんだろうなあと。
でね
 
そこは今どきの事で出てくるお酒をその都度検索してみるとソッコーアマゾンやらで値段が知れるのですが、かなりのビンテージ品と思われるものでも思いのほかそうは高価でもないんであります。
さすがにシャンパンとなると十万超えも散見されるものの、ロマネコンティみたいな目ん玉飛び出すほどでもなく。
だからって買えるかというとそこはあれですが 
 
そこで思い出したのがあたくしのオヤジの代のように零細企業の社長あたりが羽振り良く、盛んに海外旅行しては買ってきてたブランデーの定番ナポレオンでありまして。
ステイタスであったジョニ黒の更に上だったでありましょうか?
そういうおじさんたちがサイドボードに並べては悦に行ってたような良き時代でありました。
レモンハートのマスターからは「味より値段で飲んでるだけじゃありませんか?」と苦言を呈されそうではありますが。
 
その伝でいきますと飲み屋で浅薄に仕入れたばかりのうんちく語って嫌われるおじさんってまだ存在するんでしょうか?
なんかものこだわって選ぶよりもあるもので済ませるだけになった失われた30年ばかり感じる今日この頃であります。
 
背景書くのが大変なので久々コラージュ