紙くず入れ
今度こそ本当に暖かくなったと思いたい! 寒さ戻るな~
落語には別の噺に同じようなシーンが出てくる場合がありまして「粗忽の釘」と「富久」では演者や時間との兼ね合いで出てきたり出てこなかったりしますが、荷物をくくって背負う場面があります。
気負いこんだ主人公は火鉢だの箪笥だの重いものをまとめた後針箱と紙くず入れまで積みまして、力いっぱい持ち上げようとしても上がるはずはなく「ちょいとその紙くず入れ下ろしてくれ」なんてんで。
実は柱ごと括り付けていたので上がるわけなかったと分かるんですが、軽い紙くず入れ下ろしたところで変わるはずもないところに可笑しみがあるという。
ニュースで柏崎刈羽原発のランドリー施設で洗濯機のモーターから出火と報じ、放射能値に変化無しとのこと。
これね
たかが洗濯機のモーターが焦げ付いたくらいで大勢に影響あるまいという点で先ほどの紙くず入れみたいなもんじゃないすかね。
どんだけ怖がらせようとしてんだよ?