一時間後の世界

いつも通り昨日も某省庁食堂に納品いたしておりまして「鶏もも解凍するから出しといてください」と厨房の一番早出の方。

ん?あら?無いっすけど?伝票確認したらしっかり書いてある・・・

わ、忘れてきましたああああ~ 

スタッフが出るときには品物と伝票付け合わせるようにくどく言ってるのに自分で怠るとはなんたるポカ!

当たり前のことですがお昼に使う肉なので時間の猶予はならず。時計は五時半を指しております。

 

「すぐ取ってきます!」

すっ飛んで帰りながら考えるに、毎朝五時に会社を出て六時に戻るパターンですから帰ってすぐ出ると丁度一時間遅れ。いつも未明の道路にはほとんど車はいないけど十分刻みに交通量の増える都心への道、さあどうなることか?非常時にもかかわらず一時間後の世界がどう違うのか興味津々でありました。ちょっとトワイライトゾーンみたい (*_*;

 

周回遅れでリスタートしてみますと確かに車は増えてるものの意外にも流れはスムーズで、引っかかる信号もいつも通り。案ずる間もなく六時半に舞い戻りまして「早かったね~」なんてんで、ランチの仕込みには十分過ぎるほど間に合ったんであります。

 

結果的に二周目を終えて会社に戻ったのは七時ちょうど、なんのこたあない時間はきっちりいつも通り。

これってあれだね。いつも極端に早いから感覚ずれてるだけで、六時出発というのは世間的に見ればまだ早朝のうちに入るんでしょうね。よかったよかった。

 

なんつってないで出るときは荷物と伝票しっかり確認せんかいっ!