秋の思い
今朝ついにはいてしまいましたズボン下。
おそらく来年の春まで脱げない事でありましょう。
の先生はどうしても熱下げたいからと頼んでも打ってくれませんが、あたくし子どもの頃は頼まないのに注射打つお医者さんがほとんどでありました。
嫌でねえ~。
それでも具合が悪い時はフラフラしてるのでわけわかんないうちだったりしますが、なんともないのに打たれる予防注射は悪夢でありました。
また昔はよくあったんでありますよ。
教室出て講堂かなんかで並んでますと前の方から順番で、何とか打たずに済まないかと思案するうちに自分の番が来て結局最後は痛い思いをするという。
そのとき子供心に悟った?のは、嫌でも何でも避けようのない苦難というものがこの世にはあると。
どんなに先送りしたいと思ってもいずれそれは自分の身に降りかかると。
ま、子どもでしたからもう少し平易な言葉ででしけど。
苦難ではなくおめでたい話でもいざとなるとどうしましょ?ってのもありまして、漠然と70歳くらいまで生きるのかと思っていてもまさか自分が還暦を迎えるとは思わなかったみたいな。
先日坊主が結婚後の新居を決めてきまして、さほど遠い場所ではないものの来年一月には引っ越すと言われ、いざ本当に一人になると思ったとたんどうしようもなく寂しくなりまして。
狭い狭いと思ってた家も急に広くなったような。
考えてみれば新社会人の三年間を除き一人で暮らした経験のないあたくし、なんだかね~。
あらためて思いまするにいつまでも続くことってのはないんですよね。
第二の人生を歩みだした友達も複数いて、仕事はもちろん住む場所も変わり。
有為転変しつつ流れてゆくのがこの世でありましょうか。
ちょいと切ない思いの秋であります。