三丁目の夕日
今年の春は天気悪いっすね 土曜の直売会には降られませんように!
毎年この時期になると思うことがありまして。
自分の子供たちが成長するにつれいつの間にか端午のお節句に兜を飾らなくなっておりましたが、会社の上が実家なので顔を出すと毎年親は飾ってくれております。
時代的にも親がかりが当たり前のように買ってもらったそこそこ立派なものをいつの間にやらしまいっ放しにしている自分を顧みて、若き日の両親が無い中から出来る限り捻出してくれたであろう古びた兜を年老いてからも毎年せっせと飾ってくれるありがたさを思うにつけ、はたして自分が親から与えてもらったほどの情愛を俺は己が子たちに与えてきたのだろうか?と。
それ以来あたくしも毎年兜を飾っております。
父ちゃん母ちゃんありがとう!
でね
今の日本も同じようなものだと思うんであります。
戦前戦後の激動の時代に我が父祖が苦闘の末残してくれた様々のもの、インフラであり技術であり国際的な信用であり祖国そのものであり、それらを当たり前のもののように享受して守ることを怠っているうちに今や全てを失おうかという事態に陥っております。
でも偉い人たちはまだ気づいてない ( ;∀;)
兜引っ張り出してかぶるのは今しかない!
あとですよ
親の話に戻しますと戦争が終わって20年足らず、高度経済成長前夜の気が横溢し明日は必ず今日よりよくなると人々が信じられた時代の息吹と申しましょうか、金はなくとも希望があった古き良き日本の輝きをも思われまして。
三丁目の夕日だなあ