名前

やっと雨が上がって気温も上がりそうです。

春になるのかなあ? 

 

アレックス・ヘイリー著「ルーツ」はアメリカの作家である氏の祖先を、奴隷狩りで連れてこられたアフリカまでたどり今に至るを家族史として描いた大ヒット作でテレビドラマ化され、毎度お古い話ながらあたくし中学生の頃毎回テレビの前に釘付けになって全編見たものでした。

 
奴隷船で運ばれてきた五代前だったかのクンタ・キンテは奴隷商人からトビーと名付けられたのに反発し、半死半生まで鞭打たれても節を曲げなかった硬骨漢でありまして第一話でのハイライトシーンとなっておりました。
 
奴隷商人「お前の名は?」
     「クンタ・キンテ!」
    「トビーだ!」 ピシ~! ピシ~ッ! なんてんで。
 
名前というのは己のアイデンティティですから矜持を通したクンタは立派なんですが、一方で呼ぶ側からすると他者への認識なのでそう簡単に変えられても困るわけで。
国名だけどビルマをミャンマーと改めましょうと言われた時に「ビルマの竪琴」はどうなるんだ?と、少年時代泣きながら読んだこの名作の心配をいたしました。
「ジャッカルの日」と並ぶフレデリック・フォーサイスの傑作「オデッサファイル」も今度の騒ぎで「オデーサファイル」になるんでしょうか?
カッコ悪! 
 
ウクライナに寄り添うとか言って急に地名をロシア語から切り替えるってんですが、何という底の浅さでありましょうか。それがどうしたってんだ?
国もマスコミもこぞって流れてますがこの上っ面の建前だけの正義感、虫唾が走りますわ!
 
政府専用機に難民のっけて意気揚々と「私はよい人!」とばかり帰国するという某外務大臣は、中国共産党のウィグルに対する民族浄化の虐殺行為には一言も発することなかったくせにさあ。
 
本当の馬鹿かっ!
 
ちなみにオデッサファイルで思い出しました、ウクライナ軍の主力になってるというアゾフ大隊は我が国公安調査庁資料によれば以下の如し。
 
 2014年,ウクライナの親ロシア派武装勢力が,東部・ドンバスの占領を開始したことを受け,「ウクライナの愛国者」を自称するネオナチ組織が「アゾフ大隊」なる部隊を結成した。同部隊は,欧米出身者を中心に白人至上主義やネオナチ思想を有する外国人戦闘員を勧誘したとされ,同部隊を含めウクライナ紛争に参加した欧米出身者は約2,000人とされる。
 
 
100パーセントどっちかが良くてどっちかが悪いなんてこたあこの世にゃありません。
離婚とおんなじね 
 

 

 

 
 
にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ