モツ焼きの思い出
小学五年生まで育った公団住宅は、団地の入り口にあったせいか前の空き地にモツ焼きの屋台が来ました。
父親が大変な酒好きでおつまみにちょうどよかったものとみえ、日曜日の夕方になるとよく買いに行かされたものです。といっても二階の家から階段を下りればすぐでしたけど。
子どもってのは親が大事そうに食べてるものは食べてみたいもんですからな、あたくしも横から手を出してつまみ食いしてました。
何故かレバーと白モツばかりで、子どもの歯では白モツなんか固くてね~
テレビでは笑点やってまして、考えて見れば四十年以上も前の話ですからあの番組もすごいですね。
今でも時々モツ焼きを食べるとそんな昭和な日曜の夕方の光景が浮かんできたりします。三丁目の夕日だねえ